カテゴリー別アーカイブ: 気になるphrase

変わらないために変わり続ける。 一風堂Founder 河原茂美氏 (気になるphrase3)

2014年 7月16日(水)の日経プラス10からの話題です。

「次は海外!! ラーメン界のカリスマ 勝ち続ける秘策を語る」と題して、博多ラーメンで有名な「博多一風堂」を立ち上げた「力の源カンパニー」Founderの河原茂美氏がゲストでした。

「ラーメンは鶏ガラ、豚ガラ、人柄の3ガラ」。業界では広く知られる格言だそうですが、この格言、なかなか味のある格言で意味深いものだと感じました。

一風堂は海外にも店舗を展開して、現在37店舗で約90億円の売上ですが、2020年には200店舗を展開する計画だとか。
イスラムの国にも進出を計画中で、ハラルの基準をクリアするためハラル専門業者と組んで開発作業中とのことでした。
当然、とんこつスープが、鶏ガラスープになるわけで、どのような商品展開になるのか興味津津です。

日本人はよく、日本人以外が経営するレストランを「まがいもの」として扱いがちですが、河原さんはこの考えにも異論があるそうです。「世界中の人が自由な発想で作るラーメンがあっていい。寿司だって、米国人がカリフォルニアロールを作ったからこそ、世界食になったわけですから」。

「僕自身は河原茂美ということに変わりはないが、本当の意味あるものにするためには変わり続けていって成長しなければならない。チャレンジしていこうということ。
味はどんどん変わっていく、少しずつ変えていっている。だから10年20年30年たっても一風堂はおいしいと言ってもらえるのだと思う。
人間も同じ。会社も仕事も変化していって丁度いいくらい」

「変わらないために代わり続けている」

 

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「ほかの店を見て歩くなんてしない」 セブン&アイ 鈴木会長 (気になるphrase2 )

日本経済新聞2014.7.9朝刊の記事から、「気になるphrase2」です

3~5月期の連結経常利益が最高益となり、増税後の4月と5月も既存店売上高でプラスを維持したセブン&アイの鈴木会長(81)の言葉です

革新を生み続ける秘密は何か。

「難しいことじゃない。世の中の変化を見続けてきたということ。変化の時はやり方さえ変えればチャンスですよ。」

「僕は他のお店を見て歩いたりしません。今は人気商品もパッと消える。昔は売れている店を参考にしてもよかったけど今は見ても仕方がない。それだけ変化が激しい。」

「最近ビッグデータの活用が指摘されるけど、大きな変化に対応するのは難しいんじゃないか。大切なのは仮説と検証だ。データは単なる結果でしょ。仮説を検証するための道具でしかない。」

飛躍的な成長を遂げる企業には、失敗を恐れない強いトップの存在が不可欠のようです。

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社員のやる気  (気になるphrase 1)

社員のやる気を引き出すにはどうするか。

誰が考えてもおかしいと思うことを1つずつ、やめていけばいい。

大半の社員は普通の人。普通の人は理屈に合った正しいことを好み、理不尽を嫌う。正しいことを実行するのは時に難しい。

だが、理不尽な制度や慣習の排除ならやれる。これだけで社員のやる気は確実に高まる。必要なのは勇気だけだ。

もう一つ言いたいのは、人事部は人事権を手放すべきだということ。現場が、自分たちのビジネスに必要な人材の人事権を持つのが正しい。

失敗した時に責任を取るのは現場なのだから。

勝負は「人」で決まる 人事は経営の根幹
八木洋介・LIXILグループ執行役副社長が語る
日経ビジネス 2014.6.23号より抜粋

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