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「1%の力」 鎌田實

いい本に出会いました。

鎌田實、諏訪中央病院名誉院長の「1%の力」という本です。

1%が人生を変えた本当の話、がいっぱいです。

<あとがき>より

「1%は誰かのために生きてみてください。
幸せにする。幸せになる。負けない人生が始まります。
人生がおもしろくなる。生きるのがラクになります。
1%は小さいけれど、とてつもない力を持っている。
みんなが『1%』生き方を変えるだけで、個人も社会も幸福に近づく。
かけがえのないすべての人に、この本を贈ります。」

読みやすく、わかりやすい本です。

実践します。

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『観自在』=ありのままの姿で

新年あけましておめでとうございます

小生、今日1月1日で62歳になりました。

還暦になった一昨年、長年勤めた公務員生活を終え、税理士事務所開業へと人生の大きな転換点を通過しました。それ以来、あれこれ悩み、今まで考え思っていた了見の狭さを知り、自分を改めて見つめ直してきた時でもありました。

そういったとき、昨年秋に、岡山県在住の親戚で書道家の佐藤翠亭さんから書の額をいただきました。

2014-12-18 18.05.16

般若心経の冒頭の三文字である「観・自・在」

事務所のミーティングテーブル横の壁に掲げて毎日観させていただき、その言葉の深遠なる言葉の重みに改めて気付かされています。

「ありのままの姿で」今年も少しでも皆様のお役に立てるよう努力してまいろうと思った新年の思いです。

近畿税理士会東支部会報の新年号表紙に私の写真が掲載されました。

私が所属しております「近畿税理士会 東支部」が発行している機関紙『ひがし』の平成27年1月1日号の表紙に、私の写真が掲載されました。

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京都の山科にある「隋心院」で撮影しました梅の一枝の写真です。

お正月にふさわしいと思う写真を投稿させていただきました。

財務&税務システムを新しくしました

12月22日に、財務と税務のシステムの更新をしました。

JDL(日本デジタル研究所)の「JDL PvCloud10」を導入しました。

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システム構成は、次のとおりです。

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コンピュータ(PC)を使って、会計データや税務関係情報を管理するためには、通常のパソコンでは信頼性の点で不安です。

そのため、専門メーカーのサーバーをネットワークと事務所のPCの間に設置し、リモートオペレーションで財務会計・税務システムを動かすようにしました。

まだまだ、ハードとソフトを入れただけで、利用する側の準備ができていませんが、年明けからスタートします。

「アルミサッシ」米国の25州で禁止されているのはなぜ? 常識のうそ

「アルミサッシの窓枠」は、近代的なもので
「木製の窓枠」に比べても優れているものと思い込んでいました。

でも、違うのです!
アメリカでは、25州で「アルミサッシ」の使用が禁止されているのです。

なぜでしょうか?

それは、アルミサッシの断熱性が低いからです。

アルミは、樹脂や木と比べると、2000倍も熱を通しやすいのです。

熱伝導率

窓でいうと、ガラスについては「ペアガラス」や「三層ガラス」などが普及してきていますが、
一般的なアルミサッシとふつうのガラスの場合( 1999年の省エネ基準で建てた家の場合)
冬で、58%の熱が外部に流出し、
夏では、73%もの熱が外部から入ってくる
とのデータが、日本建材・住宅設備産業協会から発表されています。

熱の流出・流入

 

世界の国々では、こういったデータを基に基準が定められ、

断熱効率の悪い「アルミサッシ」をやめて
「樹脂サッシ」の導入が進んでいます。
こういった背景があって、米国では25の州が「アルミサッシの使用を禁止」しているのです。

 

樹脂サッシ普及率

「エネルギー輸入大国」である「日本」、
省エネに真剣に取り組むべきなのに、
なぜ、断熱では、中国韓国にも負けるほど「後進国」なのでしょうか?

「1万時間の法則」 (気になるphrase 9)

世の中には、「1万時間の法則」があるらしい。

スポーツを含めた、ある一定のレベル(世界的なレベル)に達した人は例外なく1万時間にわたる修練の期間があるというのです。

1日に3時間なら10年近く。

18歳でゴルフの史上最年少賞金王に輝いた石川遼選手。

彼にそんなことができたのか?

6歳からゴルフを始めた石川選手は、
小学校4年生の時にはもうすでに「プロゴルファー」を目指していた。

放課後、校庭でランニングをこなした後
ゴルフ練習場で約500球を打ち込んでいたという。

まさに「1万時間の法則」に当てはまる。

「天才的な才能」があって、そこに「1万時間の努力」が相まって、世界に挑戦できるまでになるとは思いつつも、
凡人の小生、今年も何もできなかったと反省の師走。
来年こそはと思うこの頃であります。

 

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「痛税感」とGDP

先日、セブンイレブンでパックの日本酒純米酒1.8L(セブンプレミアム)、930円を買いました。

節約ムードもあって、味はどんなのかと思い試し買いでした。

930円で「消費税がプラスされる」のは当然承知していました。

でも、レジで1,004円です、と言われ、「あっ、1,000円超えた!円とつい思ってしましました。
これが、「痛税感」と言われるものなのでしょう。

930円(本体価格)  ➡︎ 1,004円(総額表示) のレシートです。

2014年11月12日17時34分31秒0001

今年の4月1日以降これまでの7か月ちょっと、そういえば、こういった「感じ」「思い」をしたことが幾度となくあったことは、国民の皆が感じていることだとおもいます。

特に、主婦は、毎日の買い物で、「何円安い」からと、わざわざ出かけたスーパーやお店で、プラスアルファの消費税による「痛税感」を感じ続けてきているのです。

私は、消費税増税反対派ではありません。むしろ、日本国の財政健全化のため、消費税のアップは仕方ないものと思っています。

そこで、話は、国内総生産(GDP)についてです。

安倍首相が消費税10%への引き上げの判断の重要な指標とするとされているのがこの「GDP」です。

そして、そのGDPの計算において、最大のウエイト(約6割)を占めているのが、「個人消費」です。

個人消費のデータは大きく2つあります。
1つは販売者側からのデータで、もう1つは「どれだけ消費したか」という家計から見たデータです。

前者のデータとして重要なのが「小売業販売額」。経済産業省が毎月発表する「商業販売統計」中におさめられています。

一方、「どれだけのお金を消費にあてたのか」という需要側から集計されたデータが、総務省統計局が毎月発表する「消費支出」データです。これは「家計調査報告」としてまとめられた勤労者家計に関するデータの一部を構成します。家計に対してアンケートを行い、そのデータを集計して得られたデータです。

以上2つのデータは当然のことながら、おおむね似たような動きを示します。これらは、私たちの実感通りの動きをするデータです。

11月17日月曜日の朝8時50分に発表される、2014年7-9月期の「第1次GDPの速報値」が、どうなるか非常に関心があるところですが、私たちの実感どおり芳しくない結果になろうと私は予測しています。

もし安倍首相が、GDPの速報値などを勘案し、もし来年4月の消費税引き上げの時期を、1年6か月延期すると決断されたとしても、
今年4月から表示方法として認められた「消費税の税抜き表示」を、

事業者の負担もあるでしょうが

「消費税込の総額表示」方式に戻すことが、経済の発展、そして日本の財政健全なものにするために必要ではないかと私はおもいます。

Shinzō_Abe_April_2014