渋野日向子選手を応援しています。
今期に入って成績がパッとしませんね。
昨年が出来すぎ?で今年はどうかなと思っていましたが、
やっぱりというか・・・
AIG全英女子オープンの予選落ち結果を受け
樋口久子プロが日刊スポーツでエールを送っている
記事が掲載されましたので、アップします。
*********************************************************************
優勝したポポフはすごかったですね。世界ランク304位で勝った。
プロ6年間で芽が出ず「ゴルフを辞めようか」と思った時もあったとか。
最終日、最終18番でパーパットを10センチに寄せ、事実上優勝を決めると、その瞬間に泣きだした。
メジャー自己最高6位の上田さんは4日間、すごく落ち着いていました。
コロナ禍で周囲の反対を押し切り、覚悟を決めて出場した。
4~5メートルのパーパットを何度も入れて、すごく耐えた。
昔の彼女はうまくいかないと、感情が表に出るタイプだったのに、
我慢できる選手になった。
今は20歳前後の若い子がガンガン活躍する時代です。
だからこそ27歳のポポフ、34歳の上田さんに素晴らしさを感じました。
渋野さんは予選落ちでした。私は昨年の優勝の時に言いました。
「来年のリンクスで、どんなプレーをしてくれるか楽しみです」と。
ウォバーンGCは林間コースで、日本のような雰囲気があった。
力があるから勝ったけど、そんな幸運にも恵まれた。
ロイヤルトルーンGCは違う。
リンクスは強風、下の硬さなど難条件が多い。
転がしとか、いろんな技術が必要で特殊なんです。
経験不足で今回はうまくいきませんでした。
うまくいかなかったら、練習するしかない。
私は昔、パットにすごく悩んだ時期に「このパターで何勝もしたんだから、自分が悪いんだ」と考えた。
不調脱出にクラブを替える方法もあるけど、一時的にうまくいっても長続きはしません。
根本的に直さないと、身につきません。
渋野さんは土曜、日曜とロイヤルトルーンGCに練習に来ていました。
「1日も無駄にできない」と言ったそうです。
メジャーに全部勝つという目標があって、日本の試合から3戦連続予選落ちして、早くそこから抜け出したい。
きっかけを作りたい。必死なんでしょう。いいことです。
次は米本土ですね。自然の難しさを生かしたリンクスに対し、米国のコースは作られた難しさ。
全くの別物です。
洋芝は不慣れでしょうけど、スピンは効く。持ち味の攻めのゴルフと合うんじゃないでしょうか。
全英でのティーショット、ドライバーは良かった。
アイアンショットは、パワーアップしてスイングのスピードが上がった分、
制御しきれてないんでしょう。時間とともに合ってくるでしょう。
もちろん、また失敗するかもしれません。
でも、昔から言うじゃないですか、若い時の苦労は買ってでもしろって。
失敗がゴルフの幅を広げてくれるんです。
*************************************************************************
実社会でも同じことが言えますね。