テレワーク 「柔軟な勤務」理想との落差

今朝の日経電子版に記事からの感想です。

「ハンコ社会」からの脱却が遅々として進まない状況から、
日本企業でのテレワークの進み具合について、疑問に思っていましたが、
今朝の日経電子版の記事を読んで、
少し納得しました。

20200817-1

 

”スイスのシェアオフィス企業、IWGの2019年の調査で
「在宅勤務など柔軟な働き方を導入する企業」の比率は日本が32%だったのに対し、
米国は69%、ドイツが80%、オランダは75%と倍以上の開きがあった。”

日本が、こんなに遅れているのかと、愕然としました。

”高度成長期を支えた製造業をベースにした考え方も普及を阻んでいた。
パーソル総合研究所(東京・千代田)の小林祐児・上席主任研究員は
「ブルーカラーとホワイトカラーを平等に扱おうとする意識が強く、
テレワークの導入が難しい現場に過度に配慮してきた」と指摘する。”

海外でのホワイトカラーとブルーカラーの
給与の格差が大きいのに漠然と疑問を持っていましたが、
日本の製造業の給与体系も大きく影響していることが理解できました。

退任をされましたが、
IT担当大臣が「はんこ議員連盟」であってまだまだ影響力をもっている
ことなど、まだまだテレワークが進まないように感じています。

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