2024年 今年読んだ本 ベスト5

・『日本問答』(岩波新書)松岡正剛・田中優子
・『14歳からの社会学』(ちくま文庫)宮台真司
・『リーダーシップの旅 見えないものを見る』 (光文社新書)
            野田 智義 金井 壽宏
・『アルケミスト 夢を旅した少年』 (角川文庫)
            パウロ・コエーリョ
・『給料の上げ方: 日本人みんなで豊かになる』(東洋経済社)
       デービッド・アトキンソン
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『日本問答』(岩波新書)
松岡正剛・田中優子
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ナンバーワン。久々の岩波新書です。
「日本はどんな価値観で組み立てられてきたのか.
なぜそれが忘れられてきたのか.
「内なる日本」と「外なる日本」,
「善」と「悪」,「表」と「裏」―
―デュアル思考で見えてくる多様性の魅力とは.
常に新境地を切り開く江戸文化研究者と
古今東西の書物を読破し続ける編集工学者が,
日本の来し方・行く末をめぐって侃侃諤諤の知の冒険!」
そもそも「日本人」とは、「日本」とは、
を深く考えさせられた一冊でした。
近年ではベストワンに入る好著!
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『14歳からの社会学』(ちくま文庫)
宮台真司
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-「これからの社会をどう生きればいいのか」―
子どもたちも大人も不安を抱えている。
そこで「社会を分析する専門家」である著者が、
この社会の「本当のこと」を伝え、
いかに生きるべきか、という問題に正面から向き合った。
なぜ社会に「ルール」があるのか、
「恋愛」と「性」、「仕事」と「生活」、
「生」と「死」等の話題を、わかりやすく語った。-
宮台真司なりの<社会>の捉え方や、
その<社会>との正しい接し方が語られ、
「大人」にとっては耳が痛いような内容も盛りだくさん。
本書は「大人」の私たちにも、
より幸せに生きるヒントを与えてくれているような気がする。
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『リーダーシップの旅 見えないものを見る』 (光文社新書)
野田 智義 金井 壽宏
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-社長になろうと思って社長になった人はいても、
リーダーになろうと思ってリーダーになった人はいない。
リーダーは自らの行動の中で、結果としてリーダーになる。
はじめからフォロワーがいるわけではなく、
「結果としてリーダーになる」プロセスにおいて、フォロワーが現れる。
リーダーシップは、本を読んで修得するものでも、
だれかから教わるものでもない
。それは私たち一人一人が、自分の生き方の中に発見するものだ。
リーダーシップはだれの前にも広がっている。
何かを見たいという気持ちがあれば、可能性は無限に膨らむ。
自らが選択し行動することで、人は結果としてリーダーと呼ばれるのだ。-
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『アルケミスト 夢を旅した少年』 (角川文庫)
パウロ・コエーリョ
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-希望に満ちていて、元気をくれるから。
宝物を探して旅にでる少年の話で、
旅の途中で出会ったすべての人たち、すべての局面から、
少年は多くを学んでいきます。
物語の最後、少年が宝物を見つけたのは、とても意外な場所。
自分を信じること、自分の旅を続けることの大切さを教えてくれる本です。-
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『給料の上げ方: 日本人みんなで豊かになる』(東洋経済社)
 デービッド・アトキンソン
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-日本人の実力は、こんなものではない–。
在日33年、日本を愛する伝説のアナリストが、
「給料の本質」と「日本人の給料を上げる方法」を明かす。
いまこそ、自分のために、仲間のために、
そして日本のために動きだそう。
筆者よりコメント◆
日本人の給料は過去30年間、ほとんど上がっていません。
いまの給料は、まじめな日本人の働きにふさわしい水準ではありません。
政府や経営者に任せていては、給料は上がらないことがハッキリしました。
いまこそ、日本人1人ひとりが動き出すときです。
本書では「給料の本質」を明らかにし
、日本人の給料を引き上げる「戦略」と「戦術」を導き出します。
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