枚方近畿経友納税会の税務研修会で、「税務調査」について講演をしました。
税務調査といっても、「一般調査」「特別調査」や、『リョウチョウ』の実施する「キョクトク」そして、総合特官の行う『総合調査』などなど・・・
税務署経験のない税理士でもその違いをよく理解していない方がいるくらい、税務調査には種類があります。
そういった、調査担当部門(セクション)の違いによる調査の違いについて、概要を理解をしていただきました。
また、「任意調査」としての「質問検査権」について、「任意調査は間接的に強制されている」ということについて、解説をしました。
そして、
・ 納税者の許可なく、机の引出しや金庫等を調べることができるか?
・ パソコンを触らせなければならないのか?
・ 反面調査はどのような場合に認められるか?
また、納税者本人の同意を得ずに反面調査が行われた時は、どうすればよいか?
などについて、国税庁の出している「税務調査手続に関するFAQ(一般納税者向け)」を元に解説をしました。
そういう意味では、「ここでしか聴けない税務調査の話」というのは、
少し誇大広告であったかもしれませんが、「税務調査」についてその「種類」や「質問検査権」について理解することの必要性をお伝えすることができたと思っています。