スーパーコンピュータをはるかに凌ぐスピード!
それが「量子コンピュータ」である。
スーパーコンピュータで1000万年かかる計算を、量子コンピュータでは数十秒で計算できるというのだ。
この量子コンピュータなるもの、2011年に「D-Wave]として発表され、NASAやgoogle、Lockheed Martin、などがすでに購入して研究しているという。
「創薬」、「渋滞解消」や「暗号解読」などなどにつかわれるのだ。
この「量子コンピュータ」の何が凄いのかというと、
スパコンを数千万台つなげて同時に計算するのと同じ計算能力を持つということなのだ。
機械が人間の知性を超える日が来るのである
「シンギュラリティ」、技術的特異点といわれている。
20年後(?)、世界は変わっていることが想像できる。
量子コンピュータのよる人工知能にとって代られるのだ。
今の小学生が大人になった時には、今ある職業の6割がなくなっているといわれている。
量子コンピュータから話はそれるが、2011年にスタートした「ロボットは東大に入れるか?」プロジェクトのリーダーを務める 国立情報学研究所の新井紀子教授は、
「今、人工知能は、東大には入学できないが、トップレベルの私学はゆうに合格できる」そうで
将来、ホワイトカラーの仕事が人口知能にとって代られるかもしれない、
弁護士の仕事の6割が人工知能で処理可能になるのではないか
とも述べている。(2015.9.3 TV東京 日経PLUS10での発言)
現在のノイマン型のコンピュータでもここまで研究が進んでいるなら
「量子コンピュータ」が実用化されればどんな社会が来るのか?
ボヤーッとしたイメージしか理解できなく、また、自分の寿命内では関係のない話なのかもしれないが、非常に気になる話である。