「アルミサッシの窓枠」は、近代的なもので
「木製の窓枠」に比べても優れているものと思い込んでいました。
でも、違うのです!
アメリカでは、25州で「アルミサッシ」の使用が禁止されているのです。
なぜでしょうか?
それは、アルミサッシの断熱性が低いからです。
アルミは、樹脂や木と比べると、2000倍も熱を通しやすいのです。
窓でいうと、ガラスについては「ペアガラス」や「三層ガラス」などが普及してきていますが、
一般的なアルミサッシとふつうのガラスの場合( 1999年の省エネ基準で建てた家の場合)
冬で、58%の熱が外部に流出し、
夏では、73%もの熱が外部から入ってくる
とのデータが、日本建材・住宅設備産業協会から発表されています。
世界の国々では、こういったデータを基に基準が定められ、
断熱効率の悪い「アルミサッシ」をやめて
「樹脂サッシ」の導入が進んでいます。
こういった背景があって、米国では25の州が「アルミサッシの使用を禁止」しているのです。
「エネルギー輸入大国」である「日本」、
省エネに真剣に取り組むべきなのに、
なぜ、断熱では、中国韓国にも負けるほど「後進国」なのでしょうか?